漢方講座のご案内2009/06/02 09:00

もとまち漢方薬局ではこのたび漢方講座を開くことにいたしました。漢方薬と西洋薬の違いや、漢方治療に使われている生薬や剤形について、漢方薬をどのような時に使用するかなど、実際の生薬に触れながらお話しする予定です。講座はもちろん無料ですので、ぜひご聴講ください。
場所: もとまち漢方薬局
日時: 6月10日 (水) 午前11時〜11時半

痔のトラブル2009/06/04 10:50

痔でお悩みではありませんか?病院に行くのも少しためらいがちになってしまうものです。うっ血が原因の痔の場合はこれを改善することで良くなります(便秘の方はそちらも改善します)。血行不良の体質の方は、体の中から改善しますので、皮膚のトラブルや肩こりなども改善が期待できます。虚弱なタイプの方は、服用により体が丈夫になることも期待できます。症状が軽い場合、ひどい出血を伴う場合、膿を伴う場合、などいろいろな症状に応じてお薬があります。

加齢からくる頻尿に2009/06/05 16:25

年齢とともに夜中に何度もトイレに起きるという症状が出やすくなります。これは眠りの妨げにもなりつらいものです。一日も早く改善しませんか?そして元気に毎日を過ごしましょう。

鬱病2009/06/08 12:25

やる気がでない、心配事がある、夜眠れない、疲労感が抜けないなど、生活の中で様々なストレスに体がついていけなくなってしまうことがあります。我慢をしてそのまま放置しておくと、エスカレートして悪化し、幻覚・幻聴・耳鳴り等を起こし、安定剤等のお薬が手放せなくなってしまったり、お薬の副作用も出たりして複雑な状態に追い込まれてしまうこともあります。近くにいるご家族が変だなと気づいたときにはかなり重症になってしまっていることもあります。このようなときは漢方で少しずつ改善をはかり、ストレスに抵抗できる体に戻しましょう。時としてご家族の手助けが必要となります。

漢方講座(第2回)2009/06/10 14:10

皆様に漢方薬を身近に感じていただくため、もとまち漢方薬局では不定期に講座を開いております。漢方薬と西洋薬の違いや、漢方治療に使われている生薬や剤形について、漢方薬をどのような時に使用するかなど、実際の生薬に触れながらお話しする予定です。今回の内容は第1回と同じです。講座はもちろん無料ですので、お誘い合わせの上ぜひご聴講ください。
場所: もとまち漢方薬局
日時: 6月13日 (土) 午後2時〜2時半

漢方薬をお薦めする6つの理由2009/06/22 14:50

1. 副作用が少ない:
漢方薬は副作用がほとんどないので安心して服用を続けることができます。肝臓や腎臓など薬の代謝や排泄に関与する臓器をはじめ体への負担がありません。

2. 薬物依存性がない:
精神安定剤や睡眠薬は長期間服用していくとなかなかその薬をやめられず、長年服用し続けないといられなくなってしまいますが、漢方薬ではそういった薬物依存性はありませんので安心して服用できます。

3. 体質改善が基本:
その場だけの一時しのぎではなく体質改善によって病気を治していくので、症状が改善した後で薬をやめたからといってすぐに元に戻ってしまうことはありません。

4. 体全体を整える:
体のあちこちに不具合があっても症状によっては一度に改善できる可能性があります。

5. 内臓を丈夫にする:
漢方薬で内臓を丈夫にすることができます。内臓を丈夫にしただけで、その後の生活において病気にかかるリスクは大きく減少します。特に胃腸は消化吸収をするところですから、これを丈夫にすると食事からの栄養もしっかり取れて、元気がつき抵抗力も高まりますし、煎じ薬の効き方も良くなります。

6. 病を未然に防ぐ:
発熱や痛みがあるなど困った事がない限り、日常生活では自分の体の変化にあまり注意せずに過ごすことも多いものです。しかし、体の少しの変化が後々大きな不調に進んでしまうこともあります。漢方薬を服用することで規則正しい生活習慣が身につくばかりでなく、自分の体に対する観察力をつけることができるので、重大な病気を未然に防ぐことができます。

以上のような理由から病気でお困りの時は漢方薬をお薦めします。(ただし初めての症状で緊急を要する時はすぐに病院を受診してください。)

漢方薬を試してみようという方へ2009/06/24 11:55

煎じ方:
1日分(ティーバッグ入り一袋)を鍋に入れ、水を600ml入れて弱火で30~40分煎じて半量300mlにします。

30分経ったところで一度ティーバッグをあげて量を確認します。300mlより多い場合はティーバッグを戻し少し火を強めてさらに10分の間に仕上がるようにしてください。少ない場合はお湯を足して一度沸騰させて仕上げてください。煎じあがったらすぐにティーバッグを濾してできあがりです。

飲み方:
1日分を3回に分けて服用します(1回分100mlです)。服用は10:00・15:00・寝る前です。空腹時が一番お薬の吸収が良いです。

毎日煎じることが基本ですが、2日分ぐらいまで一緒に煎じることができます。その場合は水を1000ml入れて煎じ、仕上がりを600mlにします。

煎じるところから治療が始まっています。ご自分で煎じたものは愛着がわきしっかりと服用できるため、治りが早くなります。

生薬とは2009/06/26 09:30

漢方の処方のもととなっている天然物質のことで、そのほとんどは植物由来の生薬です。植物性生薬は私たちに身近な存在のものがたくさんあります。桂皮(シナモン)、葛根(くずの根)、桃仁(桃の種)、桔梗、ヨクイニン(はと麦)などです。取れた場所や時期などにより品質はいろいろです。その他に鉱物性や動物性の生薬があります。

子供の病気にも2009/06/29 09:05

子供の癇癪(かんしゃく)、チック症状、自家中毒、虚弱体質などは改善することができます。子供自身が症状として訴えることはありませんが、親が飲ませて改善させてあげることができます。落ち着いた、元気で病気をしない子供になります。

夏ばて・疲労倦怠2009/06/30 17:15

暑くなってまいりました。これからの季節は冷房による体の冷えに注意しましょう。外は暑くて、電車や部屋の中は寒い … これを繰り返していますと、体の発汗調節がうまくいかず、体調をくずしてしまいます。また、冷たいものの取りすぎも体を冷やしすぎてしまいますので注意してください。栄養を十分にとり、疲れたときは早めに体を休めましょう。お腹をこわしたり、風邪もひきやすくなりますのでご注意を。疲労倦怠感の抜けないときは早めにご相談ください。