胃腸炎、ノロウイルスによる胃腸炎2010/02/01 15:15

寒くなってくると胃腸炎が流行ります。冷えからくる消化機能の低下もありますが、ノロウイルスなどのウイルスによるものもあります。激しい嘔吐と口の渇き、そして水を飲むと同時に吐いてしまう。そういった症状にはどんな胃腸薬よりも漢方薬は即効性があり、良く効きます。

胃痛、悪心、胸やけ、ゲップ、下痢などの胃腸炎には抗炎症作用の強い生薬配合の処方が良く効きます。ストレスからくる胃腸炎にも漢方薬は良く効きます。胃腸の具合が悪い状態が続くと元気が出てこなくなるものです。これらの処方には人参などの元気をつける生薬が使用されていますので、胃腸だけでなく体に力を与えることができます。また、普段から胃腸の弱い方は漢方薬で胃腸を丈夫にすることができます。

ほとんどの方が知らない漢方薬の力2010/02/04 14:55

私の伯父は十年以上前に腎臓癌で亡くなりましたが、その時に私は、生死を分ける状態から漢方薬が生へ導く、という貴重な経験をしました。

既に末期癌と診断され、恩師の村社先生にこんな時に飲む漢方薬があるのだろうかとお訊きしたのは、危篤だからと親戚が呼び集められた時でした。「時間を争うので間に合うかどうか」と言われました。「ならば私が届けます」と4時間以上かけて伯父のもとへ向かいました。

伯父は尿毒症となり既に意識も朦朧としていて、初めは一口飲むのも大変でしたが、夜中にやっとの事で一杯飲むことができました。すると出なかった尿が出始め、翌日には意識が戻り、親戚の方々と話をすることができたのです。まさに生還したのでした。叔父はその後1ヶ月半延命しました。

このような経験からいつの間にか私は漢方薬に引きつけられていくことになりました。まだまだ未知で計り知れない可能性を秘めている草根木皮たちです。

血圧の変動2010/02/15 08:25

これから春にかけて注意していただきたいのは血圧の変動です。普段の血圧が130から140であっても急に180から200になることがあります。頭痛、ふらふら感、めまい、ともすると脳梗塞を起こします。個々にあった血管のお掃除をするような漢方薬を服用すると、血圧は下がり安定していきます。人によりますが、早くて服用後2ヶ月め位から効いてきます。転ばぬ先の杖というとおり、倒れる前に予防できるのが漢方薬です。

腰痛が漢方薬で良くなる!?2010/02/17 15:00

腰痛の場合はどうしていますか?整形外科に行く方が多いかもしれません。そこで痛み止めを処方されて、すぐに治ってしまうようであるならそれでも良いですが、痛み止めをやめると痛かったり痛み止めで胃腸がやられてしまうこともあります。そんなとき漢方薬を試してみてはどうでしょうか?

漢方薬で治ってしまえば、もうしばらく腰痛はおきません。漢方で腰痛などが本当に治るの?と思っていらっしゃる方は多いと思いますが、血流を改善してめぐりを良くすることで、体の中の水のめぐりも良くなり、痛みはだんだんとなくなります。また、腰の周りの筋肉も丈夫にしていく効果もあります。腰痛だけでなく血流が改善するなどによるプラスアルファの効果も期待できます。

春一番と血圧2010/02/26 10:50

昨日は春一番が吹きました。この時期は血圧に要注意です。普段から血圧が高い人はもちろんですが、そうでない人も特に気をつけてください。血圧が変動しているかもしれないからです。急に最高血圧(収縮期血圧)が200近くになることもあります。

一度ご自分の体調をじっくり観察して、機会をみて血圧を測定してみてください。普段は高血圧のお薬を飲むほどでない方も飲んでいる方も、漢方薬で体の中の掃除をすると脳出血や脳梗塞の予防になり安心です。掃除に最短で2か月かかります。