睡眠について2010/09/08 07:00

眠れない、寝つきが悪い、寝てもすぐに目覚める、夢ばかり見るなど、睡眠について気になっている方はかなり多いのではないかと思います。眠れないと一日の疲れが取れず、日常生活に支障をきたすからです。処方される睡眠導入剤などは幾種類もありますが、ほとんどの薬には依存性などの副作用があります。なかには怖い副作用もあります。飲んで眠れたとしても、ぐっすりと質の良い眠りができているのかどうかという点では疑問も残ります。

根本的な不眠の原因をちょっと考えてみましょう。気になっていることがある、イライラしている、ストレスが多い、精神的にまいっているなどの神経性あるいは精神的な不調からくる不眠、脳動脈硬化による不眠、その他には夜間の頻尿、咳、痛みやかゆみ、夜眠ろうとすると手足がほてる、胃腸の具合が悪い事からくる不眠などいろいろです。思い当たるふしがあるかもしれません。そういう時は病院の処方のお薬に頼る前に漢方薬で根本原因をなくしましょう。

咳の風邪2010/09/14 09:05

咽頭がいがらっぽくなり咳が出る風邪が流行っています。熱もなく鼻水もあまり出ません。こんな時は風邪の初期に用いる漢方薬を飲んでいると、いつの間にか咳もすっかり止まってしまいます。ある方は咳と朝起きたときに少し咽頭に違和感がありましたが、漢方薬4日分で咳がとまりました。ある方は朝起きたら突然声が出なくなってしまう風邪にかかり風邪初期の漢方薬で良くなりました。

咳が出始めてからしばらくたっていても、漢方薬を飲み始めるとひどくならずに快方へ向かいますので安心です。医者から処方される西洋薬は例えば咳止めなどは咳中枢に作用して咳を抑えるものですが、漢方薬は抗ウイルス作用のある生薬が配合されていたりしますので原因を抑えながら免疫力を高めたり症状を改善していきます。

耐性菌感染症2010/09/22 16:25

抗生物質の効かない耐性菌が原因で亡くなる方が増えています。これから先も耐性菌や新型ウイルスと新薬剤との戦いが続くものと思われます。効く薬剤がないというのは怖いものですね。特に入院中の患者さんは免疫力の低下した方も多いので耐性菌が広がりやすいのではないでしょうか。

日頃から免疫力をつけて感染しないような体にしておくことは大切です。しかし、もし耐性菌・新型ウイルスにかかってしまったら、初期から漢方薬の服用ができるとひどくならずにすむのではないかと思います。どんな新種の細菌やウイルスがでてきても対応できる漢方薬があるというのは心強いものです。