子供の体質改善、視力低下防止、運動能力向上2016/10/01 22:07

胃腸が弱い児童や虚弱な児童(すぐに風邪をひく、病気が長引く)は、まずは漢方薬で体質を改善して丈夫にしましょう。栄養の吸収も良くなり、疲れにくい体質になり、病気にかかりにくくなります。

血色も良く胃腸も丈夫で風邪も引きにくい体質の子供は、特に必要ありませんが、栄養のバランスのとれた食事と良質の睡眠に気をつけると良いでしょう。運動でビタミンやミネラルなどを喪失しやすいので、食事には気をつけましょう。貧血を補うような漢方薬を服用することで、回復も早まり運動能力も改善します。

実際にはその中間という方が多いのではないでしょうか。そういう方は、過度の運動で貧血、眼精疲労、視力の悪化、慢性疲労など起こしやすいので、貧血、血流を補うような漢方薬を服用することをおすすめします。

私が中学生の頃は、運動部の練習等で毎日クタクタに疲れ、十分に回復が追いつかない毎日で視力も低下していったのではないかと思っています。もともと虚弱な体質だったため、栄養摂取も運動量の割には不足気味だったのでしょう。その頃からどんどんと視力が低下していきました。今思えば、体質改善をしておけばメガネをかけずに済んだかもしれません。

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弱視と言われた6才の子供の例

顔色も青白く、体温も低い(平熱35.8C)。血流も悪い。別の症状の改善で血流改善をする漢方薬を服用開始したところ、半月位で体温は36.2Cに上がり、血色も良くなってきた。医者からは視力は戻らないと言われていたのだが、徐々に視力も回復し、服薬2ヶ月目には0.3であった視力が1.0になった。

寒くなりました2013/12/19 20:42

インフルエンザ、風邪、鼻炎などにかかる方が多くなってきました。おかしいなと思ったらすぐに漢方薬を服用してみませんか。いわゆる風邪から、症状が重いインフルエンザなども含めて、漢方薬の成分の中には抗ウイルス効果のあるものがあります。よって初期のウイルス量が少ない段階からの服用は有効性が高く、特に煎じ薬は1回の服用で良くなってしまうこともよくあります。

ノロウイルスなどの胃腸炎も流行ってきています。急に症状が出ますので注意が必要です。吐き気が止まらない時には、脱水に気をつけなければなりません。そのような胃腸炎にも対応できる漢方薬があります。

空気の乾燥もあり、肌荒れの方もひどくなる時期ですね。保湿クリームなどでも対処できない時には、漢方薬で中からの改善をしてみませんか。

今シーズンのノロウイルス2013/01/29 17:00

今年は今までのノロウイルスと違っていると言われていましたが、例年になく胃腸の不具合をしばらく継続してしまう方が多いように思います。胃痛、吐き気、軟便や胃腸部不快感が長引いてしまうなどです。人によっては1ヶ月以上もそれを引きずって、精神的な病気ではないかと心配になる方もいらっしゃいます。このような今シーズンのノロウイルスですが、煎じ薬を服用しますと症状は早く改善していきます。どうぞご相談ください。

ノロウイルスなどの嘔吐・下痢症には2012/11/30 16:40

嘔吐下痢症で胃腸の具合を悪くしている方が多いようです。学校でも毎日誰かが嘔吐しているという話を聞きます。ノロウイルス感染症などのような嘔吐下痢症の場合には、喉がかわいて水を欲しがるのですが、飲むとすぐに吐いてしまうこともあります。このような時に対応できる良い漢方薬があります。粉末のお薬ですが、これを1〜2回服用すると吐き気がおさまり症状が改善していきます。お手元に備えておいて、とっさの時に是非お試しください。

喘息2012/06/27 17:25

喘息はアレルギー性疾患の一つで、小人から大人まで多くの方が苦しんでいる疾患です。この喘息に対しての漢方薬は、体質を改善して発作が起こらないようにしていくものですので、根気よく自分が治すという努力が必要になります。1年以内には喘鳴、呼吸困難が楽になる、発作の回数が減る、発作の持続時間が短くなる、風邪をひきにくくなる、などと感じるようになります。継続した方には非常に高い確率で薬効が見られますので、喘息には漢方薬を試されることを是非おすすめします。

症例1:一年に数回発作が起こる。特に冬には風邪を引きやすく、1ヶ月に1回は風邪を引き咳がなかなか止まらず、喘息発作が出る。7ヶ月服用しているうちに喘息が起こらなくなった。

症例2:小学生の頃から特に季節の変わり目に発作が起こりやすい。1年半継続するうちに季節の変わり目にも発作がでなくなった。

症例3:小児。月に数回喘鳴がおこり、年に3回ほど喘鳴が強くなる。3ヶ月服用しているうちに喘鳴は起こらなくなった。

症例4:小さい頃から喘息で入院したこともあり、ひどくなると仕事を休んでいた。肺炎をおこして喘息も悪化していた時に、病院から出されている薬や吸入剤と、漢方薬の煎じ薬を併用し始めた。調子が悪くなると食欲もなくなり、身体全体が冷える。平熱も低く足もむくむ。約1ヶ月後、食欲もあまり変わらないし息苦しさもあるが、咳は減ってきた。2ヶ月後には咳はあまりでなくなり、食欲も出てきた。この煎じ薬はとても美味いといって服用していた。食後身体がすぐに温まるようになった。さらにその後は寝ていても冷えを感じなくなり、足のむくみがとれてきて足が軽くなっていった。今年の冬は例年になく降雪も多く寒さが続いたが、体調を崩すことなく仕事をすることができた。春先の気温の変動で喘息がでたり体調の悪化もあったが、すぐに調子を戻し元気になっている。

アトピー性皮膚炎2012/06/13 15:20

痒み・ジュクジュク・ザラザラなどに悩まされるアレルギー性疾患の一つで、近年急速に増加した皮膚炎です。漢方薬はこれらの症状にはどうでしょうか。漢方薬には速効的な効果を期待することはできませんが、根気良く飲み続けた人のほとんどはアトピーの症状が消えてゆきます。良くなり始めると急速に良くなった例もあります。特にお子さんの場合、比較的短期間で症状が好転する例が数多くみられます。また、いろいろな治療法をやらなかった人の方がむしろ早く良くなる傾向があります。

症例1:小学生で生後1年頃から喘息とアトピーがでるようになった。アトピーが出ると喘息発作は楽になり、喘息が出るとアトピーが楽になっていた。漢方薬を飲み始めて6ヶ月後にはアトピーが良くなっていくとともに喘息発作も軽くなった。

症例2:4歳と6歳の兄妹で、ふたりとも薬が美味しいといって5ヶ月服用し、すっかり症状が消えた。

症例3:10歳。7ヶ月後に発疹・痒みが少し楽になり、1年ほどで症状が消えた。

症例4:小さい頃から発症し、大人になっても苦しんでいる。特に夏から秋にかけて全身の痒みがひどく、夜も眠れない。根気よく服薬方法を守って1年半が経ち、汚かった顔色がきれいになって服薬を中止した。

風邪・インフルエンザ2012/01/22 11:40

風邪やインフルエンザの流行する季節です。うがいや手洗いなどで、これら感染症の予防を心がけましょう。少し咽喉が痛い、咳が出始めた、だるい、風邪をひいたかなと思ったら、ひどくならないうちに治しましょう。

ウイルスが増殖を始める初期でしたらひどくならずにすみます。もしその時期を通り越して、咳や鼻炎が続いて倦怠感、食欲不振などあるようでしたら、免疫力を高めて治しましょう。

それぞれに対応する漢方薬がありますので、病気が長引く前にいらしてください。元気でこの寒さを乗りきりましょう。

下記は新型インフルエンザの時の記事ですが、どのインフルエンザにも対応は同じですのでご参考に。

風邪、インフルエンザ、その他感染症2011/10/27 08:40

風邪をひいて体調を崩している方が多くなりました。すぐに回復してしまえば良いですが、咳や鼻水がひどくなってなかなか治らない時には漢方薬を是非お試しください。体全体を調子良くしていきますので、自分の回復力もあがり食欲も出てきます。

また、風邪かなと思ったときに対処しておくと、すぐに治ってしまいます。インフルエンザの予防接種も始まりましたが、インフルエンザウイルスのような感染力の強いものに対しても、漢方薬はかかってしまったかなと思った時から服用でき、初期から体を守り、万が一かかってしまってもひどくならずに回復を早めることができます。

今年はすでにRSウイルスという別のウイルスの感染症が流行っているようですが、こちらも咳や気管支炎、肺炎を起こします。いずれにしても漢方薬で対応できます。すぐに飲める便利な包装もありますので、常備しておくと安心です。お気軽にご相談ください。

難病、難治、諦めないで2011/07/12 11:55

難病とか難治と言われても諦めないでください。

難病や慢性病は元々ちょっとした体の不調やバランスの崩れから起きてくるのではないかと思います。症状が軽いうちに立て直しておくとすぐに元に戻りますが、慢性化してしまうとそうはいきません。しかし根気よく服薬された方はいつか病を克服する時がやってきます。

私の恩師は過去にいろいろな難病を治してきました。その例や私の見てきた例を一部紹介します。

膠原病
約15年間通院治療し一進一退、漢方薬服薬5年余りで検査値が好転し全治の希望がでてきた。

小児癌(3歳)
手術に耐える体力にしたいと服薬を続けるうち手術の必要がなくなって高校生になった。

胃がん
末期で手術しなければ余命2ヶ月とのこと。家族で相談の結果、手術を中止し、漢方薬服用1年後に体重3kg増加。
胃がんの初期に手術を受け、その後漢方薬を5ヶ月服用、約15年経つが元気である。

子宮癌
細胞診IIIBで手術のタイミングを待つ間服薬を続け、その後手術の必要が無くなるまで好転した(因みに細胞診IIIAで服薬した人は全例健康になった)。

C型肝炎
と診断され3ヶ月服薬後検査値正常となる。

橋本病
と診断され2ヶ月服薬後検査値正常となる。

慢性リウマチ
服薬2年目頃から痛みは軽減し、3年で痛まなくなった。

メニエル氏病
2年あまり臥床することが多かったが2ヶ月の服薬で日常生活ができるほど回復した。

肝性脳症
病院の漢方エキス製剤を服薬し続けるうちに肝硬変となり肝性脳症の症候が出て、余命数日と言われて漢方薬を服用、危地を脱し2年あまり生存された。

子供の心身症・頭痛・腹痛・チック・不登校2011/05/02 07:00

子供の心の反応は体にすぐに現れやすいものです。何か嫌な事があると頭痛や腹痛が始まることもあります。こういうときは嘘をついているのではなくて、体がすぐ反応してしまい本当に痛いのです。

毎日繰り返すようになるとだんだんと学校から足が遠ざかってしまい、不登校の日が多くなってしまうこともあります。親はそういう兆候を少しでも感じ始めたら、それが小さいうちに元に戻してあげましょう。

鼻をクンクンならしたり、目をぱちぱちするチックなども自分でコントロールできるものでなく、症状が現れたら改善する漢方薬がありますので試してください。子供は大人に比較して反応が早いものです。薬量・薬代は7〜15歳で大人の約2/3、4〜7歳で大人の約1/2、2〜4歳で大人の約1/3です。

漢方薬で症状を落ち着かせながら、じっくりとお子さんと向き合ってお話ししてみると良いと思います。