煎じ薬とエキス剤2017/07/23 13:26

漢方薬には剤形の違いで、煎じ薬、丸薬、散薬、エキス剤などがあります。同一処方でも、その漢方薬を構成している生薬の質(産地によって味、香り、効能の良否があります)で効果は大きく異なります。よって、どのような生薬を用いるかによって、効くか効かないかの違いが生じます。

同一処方の比較で言えることは、煎じ薬で効果がなくエキス剤で効果があった例はありあせん。逆にエキス剤で効果がなく煎じ薬で速効を得た例は数多くあります。

漢方薬のエキス剤を飲んでみたけれど効果がよくわからないという時には、煎じ薬を服用してみることをお勧めいたします。

胃腸の機能を高める2017/07/20 21:12

暑い毎日が続いています。お腹の具合は大丈夫でしょうか?

熱中症の予防で水分を取り過ぎて、逆に胃腸障害を起こしていませんか?冷房に当たる時間が多くなり、冷えてお腹の具合が悪いということもあります。漢方薬で胃腸の機能を高めて、夏バテから開放されましょう。また、日頃から胃腸の弱い方は、この時期は特に注意しましょう。

胃腸は食べ物、病原菌などが通過するということもあり、免役細胞の半数以上が胃腸に集中しています。漢方薬で胃腸の機能を改善しておくと、免役力もあがり、疲れにくくなります。また、冷えの改善や肌のトラブルも防ぎ、美肌効果もあります。

熱中症など、この時期の対策2017/06/13 13:47

蒸し暑い日が増えてまいりました。最近は昼間は暑く夜は寒いといった日も多いので体調を崩している方もいらっしゃると思います。長引いているようでしたら、ご相談ください。

最近は、熱中症にかからないようにと水分を多く取る習慣があり、逆に取り過ぎてしまうことも多く見られます。摂り過ぎると胃腸の働きも低下してしまい、元気が失われてしまいますので、お気をつけ下さい。めまい、吐き気、下痢、むくみ、たちくらみ、頭痛など水毒による症状が出やすくなります。

逆に水分が不足しますと、熱中症症状が出やすくなりますのでご注意ください。熱中症は熱が体内にこもり、頭痛・吐き気・意識障害などを起こして大変危険です。調子悪いな、と感じたらすぐに涼しい場所に移動して、水分を補給し体を冷やしましょう。

細胞内の水分が足りているのか不足しているのかは、なかなかわからないものです。漢方薬は、細胞内の水分が少ないときには蓄え、多い時には排泄してくれるようなものがありますので、外出時やこれから暑くなって心配な時、激しい運動をする時などには飲んでおくと安心です。

ご相談ください。

更年期障害 〜関節痛、筋肉痛、五十肩に関連して〜2016/10/22 11:55

ホルモンバランスの乱れでいろいろな症状として現れます。発汗、ほてり、足の冷えとのぼせ、動悸などが出てくれば、自分はそろそろ更年期かしらと思うのかもしれません。しかし、時には手のこわばり、全身のこわばり、関節や肩の痛み、首の凝りや頭痛、血流の悪化など、別の病気を疑うような症状として出ることもあります。関節痛や肩こり、五十肩や四十肩もその一つではないでしょうか?漢方薬で原因不明の痛みや不快症状から早く解放されたいものですね。

症例1:もともと腰痛があったが、ここ数ヶ月ひどくなり次第に手のこわばりなども出現。全身が固まりやすくなりあちらこちらが痛むようになった。漢方薬約1ヶ月で次第に改善。

症例2:10cm以上ある筋腫を手術してから、しばらくは良かったが、次第に手のこわばりが出現。車の運転など同じ姿勢をとっていると全身が固まってしまう。漢方薬の服用で改善。

症例3:手に力が入らなくなってきて、そのうち全身の筋肉が動かしづらくなった。歩く時も気をつけていないと人にぶつかりそうになる。その他はどこも異常なし。約2ヶ月で次第に改善。

症例4:はじめは朝起きる時に手がこわばる。起きてしばらくすると改善する。約1年後、首の凝りが悪化しはじめた。運動をするとそのまま筋肉痛が悪化し、手が動かしずらくなる。(運動後のストレッチ体操も大切であっただろう)朝起きようとすると全身がこわばり、階段をさっさと降りられない。五十肩様症状が出現。健康診断で血流測定を行なったところ、年齢より15才ほど悪化していた。腎機能は正常。血糖値、コレステロール値がやや悪化するも特に異常なし。服用後、可動範囲が改善してきた。服用継続中。

女性だけでなく、さらには年齢に関係なく、急に手足が動かしづらくなったとか肩こりがひどくなったなど気になる症状が出た場合には、どこかに原因があるはずです。ひどくなる前に早めにご相談ください。

子供の体質改善、視力低下防止、運動能力向上2016/10/01 22:07

胃腸が弱い児童や虚弱な児童(すぐに風邪をひく、病気が長引く)は、まずは漢方薬で体質を改善して丈夫にしましょう。栄養の吸収も良くなり、疲れにくい体質になり、病気にかかりにくくなります。

血色も良く胃腸も丈夫で風邪も引きにくい体質の子供は、特に必要ありませんが、栄養のバランスのとれた食事と良質の睡眠に気をつけると良いでしょう。運動でビタミンやミネラルなどを喪失しやすいので、食事には気をつけましょう。貧血を補うような漢方薬を服用することで、回復も早まり運動能力も改善します。

実際にはその中間という方が多いのではないでしょうか。そういう方は、過度の運動で貧血、眼精疲労、視力の悪化、慢性疲労など起こしやすいので、貧血、血流を補うような漢方薬を服用することをおすすめします。

私が中学生の頃は、運動部の練習等で毎日クタクタに疲れ、十分に回復が追いつかない毎日で視力も低下していったのではないかと思っています。もともと虚弱な体質だったため、栄養摂取も運動量の割には不足気味だったのでしょう。その頃からどんどんと視力が低下していきました。今思えば、体質改善をしておけばメガネをかけずに済んだかもしれません。

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弱視と言われた6才の子供の例

顔色も青白く、体温も低い(平熱35.8C)。血流も悪い。別の症状の改善で血流改善をする漢方薬を服用開始したところ、半月位で体温は36.2Cに上がり、血色も良くなってきた。医者からは視力は戻らないと言われていたのだが、徐々に視力も回復し、服薬2ヶ月目には0.3であった視力が1.0になった。