認知症の治療と予防2010/03/29 16:40

まず血液の流れを良くしましょう。これは、血栓防止剤アスピリン(バファリン)などの抗血小板薬の使用と違って、毛細血管などの細い部分の血流を改善するためです。高齢者では血管の動脈硬化も徐々に進行しやすくなっていますし、もともと体質的に瘀血(おけつ)の症状のある方は隅々まで栄養が行き渡らなくなっています。脳神経細胞にまで栄養がしっかり届けば、細胞の状態、さらには神経細胞の連携も良くなり、認知症の改善予防になります。

このような老後の不安がある方には改善と予防のための漢方薬をおすすめします。症状の改善には煎じ薬をおすすめしますが、予防としては個々に応じて手軽に継続できる丸薬や散薬もあります。わたしたちの社会は今後益々高齢化が進みます。家族や近しい方の事を考えていつまでもしっかりしていたいものですね。

春一番と血圧2010/02/26 10:50

昨日は春一番が吹きました。この時期は血圧に要注意です。普段から血圧が高い人はもちろんですが、そうでない人も特に気をつけてください。血圧が変動しているかもしれないからです。急に最高血圧(収縮期血圧)が200近くになることもあります。

一度ご自分の体調をじっくり観察して、機会をみて血圧を測定してみてください。普段は高血圧のお薬を飲むほどでない方も飲んでいる方も、漢方薬で体の中の掃除をすると脳出血や脳梗塞の予防になり安心です。掃除に最短で2か月かかります。

腰痛が漢方薬で良くなる!?2010/02/17 15:00

腰痛の場合はどうしていますか?整形外科に行く方が多いかもしれません。そこで痛み止めを処方されて、すぐに治ってしまうようであるならそれでも良いですが、痛み止めをやめると痛かったり痛み止めで胃腸がやられてしまうこともあります。そんなとき漢方薬を試してみてはどうでしょうか?

漢方薬で治ってしまえば、もうしばらく腰痛はおきません。漢方で腰痛などが本当に治るの?と思っていらっしゃる方は多いと思いますが、血流を改善してめぐりを良くすることで、体の中の水のめぐりも良くなり、痛みはだんだんとなくなります。また、腰の周りの筋肉も丈夫にしていく効果もあります。腰痛だけでなく血流が改善するなどによるプラスアルファの効果も期待できます。

血圧の変動2010/02/15 08:25

これから春にかけて注意していただきたいのは血圧の変動です。普段の血圧が130から140であっても急に180から200になることがあります。頭痛、ふらふら感、めまい、ともすると脳梗塞を起こします。個々にあった血管のお掃除をするような漢方薬を服用すると、血圧は下がり安定していきます。人によりますが、早くて服用後2ヶ月め位から効いてきます。転ばぬ先の杖というとおり、倒れる前に予防できるのが漢方薬です。

腰の痛み(神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、その他腰痛)2009/11/13 11:05

起きる時、立ち上がる時、腰を曲げる時、歩く時など、腰の痛みを感じながらお過ごしではないですか?腰の周りの筋肉を強め、血行等を改善することで痛みは減っていきます。服用開始が早いほどすぐに改善します。3ヶ月頑張ってみて下さい。

膝の痛み・五十肩・関節リウマチ2009/11/10 23:27

膝関節、手の関節、肩の関節が痛くなってきたり、曲げることができなくなったりしていませんか?これらは関節の血行を改善し、水の流れを良くすることで改善します。まずは3ヶ月試してみて下さい。服用開始が早ければ、とても早く改善します。同じ月日を服用して過ごすのと何もせずに過ごすのとでは違いは歴然ですよ。

脳梗塞、脳卒中(脳出血等)の後遺症には2009/09/16 16:07

半身不随、言語障害、手足のしびれ、麻痺など、日常生活に大きな変化をもたらしてしまいます。漢方薬はこのような症状の改善にも効果があります。発症の初期からの服用が良いのはもちろんですが、1年以上経っているものでも効果があります。早く回復すれば、本人やご家族にとって大きなメリットが得られます。また、再発の防止にも効果があります。

漢方薬との付き合い方2009/08/24 12:20

西洋薬では優れた治療法がないという疾患の治療、体を丈夫にしたり体質改善をする場合、いろいろな疾患を併発している場合、原因不明の疾患、などにおいては、良い品質の煎じ薬を服用すべきであると思います。第一の理由は早く効果を出すためです。効果の低い薬(効いているのかどうかはっきりしない薬)を長期にわたり服用することをあなたは望んでいるでしょうか?保険の効く生薬と比較してもやはり品質は大きく違います。

胃腸疾患例1:
胃腸をこわしたといって市販の胃腸薬を飲んだがあまり効かない。そこで煎じ薬を試したところ1日でほとんどの不快症状は改善し、翌日にはすべて回復した。

併発している例2:
膝や腰が痛い、血圧も降圧剤を飲んで上が180位、目もかすむ、夜間にトイレに4〜5回は行く、という80代女性。煎じ薬を服用し始めて3週間ぐらいからトイレに起きる回数が2回に減り、疲労感が取れてきた。服用後1か月で足の冷えが改善し、2か月半には血圧が150ぐらいに下がった。現在も服用中。

高血圧疾患例3:
2年ほど前から急に血圧が上がり降圧剤を服用中の70代男性。2種類の降圧剤を服用して上が150で安定した。降圧剤と併用して漢方薬を食間に服用。たまに忘れて2回の服用になってしまうこともある。1か月半で血圧が130台になり、2ヶ月目には110台に下がった。現在も継続服用中。いずれは降圧剤が少なくなってくると思われる。

腰痛例4:
仕事中に椅子から立ち上がろうとした時ぎくっと痛みが走り、その後歩けず、その日から漢方薬服用。翌日はベットから起き上がるときは人の介助を必要としていたが、だんだんと痛みは減り、2日目は起き上がるときはまだ痛みが少しあるが、他はほぼ回復。日ごとに回復した。

鬱病例5:
年度末で多忙であった時に親族を亡くし、その後からうつうつとしてきた男性。ご家族が抗うつ薬以外での治療を望み、漢方薬を服用。その間、気分転換にご家族が連れ出したり煎じ薬を飲ませたりする。ほぼ毎日規則的に3回服用した。仕事もセーブしながら休養し、だんだんと幻覚幻聴・いらいらなどが減り約3か月目にはほとんど回復してきた。

このように疾患によってはすぐに効くものも多くあります。特に今は風邪やインフルエンザに備えて個人個人にあった漢方薬を備えておき、かかったかなと思ったときにすぐに服用を開始すれば進行せずに治ってしまうこともあります。

高血圧2009/07/30 10:30

漢方薬では血圧を無理に下げるという薬はありませんが、個々の体に合わせて血液の掃除をするような漢方薬を服用していると自然と血圧も安定してきます。現在降圧剤を服用の方でも、体の調子を整え老廃物を血液から出すような漢方薬との併用により、自然と血圧が下がって安定してきます。高血圧は動脈硬化・脳梗塞などの脳血管疾患や心筋梗塞など心臓疾患との関連も深く、降圧剤に頼るだけではなく改善しておくことが望まれます。

メタボリック症候群の改善2009/07/22 15:05

胃腸が丈夫でほとんど下痢をすることがない方は、食べたり飲んだりした余分なカロリーがそのまま脂肪として臓器に蓄積されていきます。さらに便秘はカロリー蓄積に働きます。あっという間に5キロ増…。運動してエネルギーを消費したくても、なかなか時間がなくてできない、仕事が忙しくて続かない、運動しているがなかなか痩せない。食事と運動が基本ですが、なかなかうまくいかない方は漢方薬を自分のために取り入れましょう。内臓脂肪・肩こり・便秘・疲労・腰痛・頭痛など早めに改善して、その先の病気を予防しましょう。