高血圧2009/07/30 10:30

漢方薬では血圧を無理に下げるという薬はありませんが、個々の体に合わせて血液の掃除をするような漢方薬を服用していると自然と血圧も安定してきます。現在降圧剤を服用の方でも、体の調子を整え老廃物を血液から出すような漢方薬との併用により、自然と血圧が下がって安定してきます。高血圧は動脈硬化・脳梗塞などの脳血管疾患や心筋梗塞など心臓疾患との関連も深く、降圧剤に頼るだけではなく改善しておくことが望まれます。

瘀血(おけつ)とは2009/07/14 10:30

生理痛・頭痛・肩こり・便秘・静脈瘤・動脈瘤・湿疹・打ち身の跡がなかなか消えないなどという症状は血液の流れが悪くなっている状態(瘀血)を現しています。瘀血の体質の人は、動脈瘤が見えない体の内部にできていることもあり、時によってはそれが破裂してしまう危険性もあると理解していただいて、予防として早めにその体質を改善しておくと良いでしょう。このような予防ができるということは漢方薬のメリットです。煎じ薬と丸薬があります。

1. 生理痛を治そう:
生理時に生理痛のために痛み止めを服用したり、なんとなくいらいらして性格が変わったようにすぐに怒りっぽくなっていませんか?これは瘀血が主な原因です。生理痛時だけでなく毎日続けることで体質を改善し、生理痛を治すことができます。

2. 静脈瘤を治そう、予防しよう:
下肢の静脈瘤がある、あるいは痛みがあるのであれば、早めに改善をお薦めします。静脈瘤の手術等もありますが、体質からくるものですのでそこを改善しておかないとやがて再発します。さらに見えない内部にも動脈瘤ができている可能性もあります。

3. 瘀血の体質が原因の諸症状は漢方薬によりだんだんと一緒に改善されます。

漢方薬をお薦めする6つの理由2009/06/22 14:50

1. 副作用が少ない:
漢方薬は副作用がほとんどないので安心して服用を続けることができます。肝臓や腎臓など薬の代謝や排泄に関与する臓器をはじめ体への負担がありません。

2. 薬物依存性がない:
精神安定剤や睡眠薬は長期間服用していくとなかなかその薬をやめられず、長年服用し続けないといられなくなってしまいますが、漢方薬ではそういった薬物依存性はありませんので安心して服用できます。

3. 体質改善が基本:
その場だけの一時しのぎではなく体質改善によって病気を治していくので、症状が改善した後で薬をやめたからといってすぐに元に戻ってしまうことはありません。

4. 体全体を整える:
体のあちこちに不具合があっても症状によっては一度に改善できる可能性があります。

5. 内臓を丈夫にする:
漢方薬で内臓を丈夫にすることができます。内臓を丈夫にしただけで、その後の生活において病気にかかるリスクは大きく減少します。特に胃腸は消化吸収をするところですから、これを丈夫にすると食事からの栄養もしっかり取れて、元気がつき抵抗力も高まりますし、煎じ薬の効き方も良くなります。

6. 病を未然に防ぐ:
発熱や痛みがあるなど困った事がない限り、日常生活では自分の体の変化にあまり注意せずに過ごすことも多いものです。しかし、体の少しの変化が後々大きな不調に進んでしまうこともあります。漢方薬を服用することで規則正しい生活習慣が身につくばかりでなく、自分の体に対する観察力をつけることができるので、重大な病気を未然に防ぐことができます。

以上のような理由から病気でお困りの時は漢方薬をお薦めします。(ただし初めての症状で緊急を要する時はすぐに病院を受診してください。)